関東甲信越支部 コロナ情報交換会 2020.07.13
日時:2020年7月13日(月)15:00~16:20
会議:Web形式(Zoom使用)
内容
事務局 当ミーティングの主旨説明及び他の支部の事例紹介。
関東甲信越支部第1回目を5月18日に行い、本日は2回目の情報交換会となる。
A氏
東京で飲食して○○〇へ帰省した人がコロナウイルスに感染した。○○〇では初めての報告。
△△県は終息してきて、リフォームの水廻り等が動き出している。
東京の感染者については連日メディアで報道されて大変だと思う。前回の情報交換会から1ヵ月経ち、現況について情報交換させていただきたい。
B氏 3月までの業績は良かったが、4月10日過ぎから急に落ち始めて、4、5、6月は50%割るかどうかまで落ちた。しかし、6月の終わり頃から7月にかけて平静に戻ってきたのではないかという動きになっている。それと共に、今後コロナ感染拡大防止対策にどのように取り組むのかを従業員全員で考えた。10項目の質問を用意し、全社員が回答レポートを作成した。回答を見ながら綿密な打ち合わせをしていく予定。また、PCR検査を全社員に実施するために、医療関係者と相談中。
検査費用は1回37,000~8,000円かかる。唾液の採取か、鼻の粘膜の採取か、またWeb面談か対面談で価格が異なる。
C氏 4月に〇〇市から5年間無利子だったので借りた。本日××県も7年間無利子でお金を貸してくれるので、追加で借りた。
小規模事業者持続化補助金という従業員数20名以下の会社がもらえる補助金があり、5月に採択された。小規模事業者持続化補助金の採択は前年まで厳しい基準であったが、今年は採択率90%に緩和され申請すれば殆どの人が受けられる。
××県はリフォームの調子が悪い。新築工事はあるが、リフォーム工事がこない。
当社はリフォームメインなので、4、5、6月の売上高が前年比4割減。7、8月は前年比3割減。9月頃に元に戻るような受注の見通し。思いの外、売上高が戻ってこない。受注件数は戻ってきているが100、200万円ぐらいの小規模リフォーム。
大規模リフォームがなく、いつまでこの状況が続くのか先行きが不安。
D氏 昨年の消費増税の賭け込みが少なく、その反動の冷え込みがある中コロナの影響を受けた。
12月に決算だが第一四半期の1、2、3月は悲惨な状況だった。
少しずつではあるが、件数、売上が戻ってきている。
コロナ対策としては手洗い、うがい、マスク着用の徹底とソーシャルディスタンスを保つため、アクリルで枠を作製した。
当初、現住のお客様を訪問する前日、訪問者の名前を伝え、お客様の発熱がないか確認する電話をしていた。そうすることでお客様が逆に構えてしまうので、今は万全を期してお伺いしますとお伝えするまでに留め、発熱の確認はしていない。
▲▲県は都内に通勤している方が多くいるため、感染者も多いが○○市はそれほど騒いでいない。現場もコロナにおける支障はない。
タイミング的に売り上げが落ちたので、持続化給付金と雇用調整助成金を申請した。
金融機関からも借り入れをし、資金繰りを調整している現状。
厳しい状況は続いているが、落胆するほどの落ち込みではないので後半フォローしていきたい。
雇用調整助成金を受給するために、従業員にはシフト制で休んでもらった。持続化給付金はすぐもらえた。雇用調整助成金の申請は挫折するほど難しいと聞くが、スタッフが粘り強く対応しスムーズに申請ができた。
E氏 ●●県は東京が近いこともあり、今のところ75名の感染者を確認している。1週間に1人感染者がでてきている。
6月に入ってからコロナに対するが危機感が薄れてきた。
持続化給付金の補助金を申請する前に、金融機関から早めに借り入れをした。
今後は持続化給付金制度を上手く利用しながら調整していく。
雇用調整助成金を受けたが申請は挫折するほどとても大変だった。
小学生がいる親御さんや、体調不良の方、個々に休む際に有給休暇を使用しないで、雇用調整助成金を利用してもらうようにした。
3月まで 順調だったが、4、5、6月は●●県も雰囲気が一変しリフォーム工事がほぼなくなり、新築工事だけとなった。3月ぐらいまでに在庫物件があったが、4、5月は厳しかった。ここにきて、ようやくマンションや自宅のリフォーム工事が動き出している。これから頑張っていくと思いつつ、梅雨の影響で新築や外装関係のリフォームが止まっている。梅雨明け次第に工事が集中し、職人不足を懸念している。
F氏 関東圏内全域で活動している。
3月は順調で予算を達成していたが、4月は予算の75%、5月は65%でした。
点検や施工が入らない場合、社員は休業扱いで自宅待機とさせて、休業手当の申請をした。6月はほぼ予算額に達し、7月に入ると現時点で予算に達しており、100%は超える見込み。
弊社の受注の7割ぐらいがハウスメーカーからの依頼。4、5月中は、新たな受注の確保はハウスメーカーでも行えなかったようで、以前から入っていた施工は予定通り完工できたものの、新たな依頼は入らなかった。
6月に入り、ハウスメーカーの動きも活発化し、勢いよく施工が行えるようになった。
ただハウスメーカーでも、営業が新規の案件を受注するには時間がかかっているようだ。
この時期は害虫、害獣の例えばヤスデ、ムカデの家屋侵入、ネズミの気配を感じての調査依頼がくるが、コロナの影響でお客様が我慢をされたのか受注件数が少なかった。
助成金の申請はしたが、申請書類が4cmぐらいあった。
法人営業部や技術開発課等、部門によってテレワークになっている。テレワーク助成金を5月に申請し採択されて、自宅用のパソコンや机、椅子を助成金で賄えた。
以上