「えるぼし認定」の取得に向けて最終の詰めを行う研修会を開催
2024年12月16日(月)、ジェルこまち委員会主催にて第3回「Let’sトライえるぼし」を開催しました。
8月21日の第1回では、「えるぼし」を理解していただくためのイベントとして「えるぼし」取得企業の座談会を行い、またあづま総合事務所の社労士・吾妻佑紀先生よりえるぼし取得のメリットについてのレクチャーを行いました。
また10月21日の第2回では、えるぼし取得への関心を深めていただくため、「えるぼし認定基準」についてのレクチャーを行い、何かを特別頑張らなくても、意外とカンタンに取得できること、また小規模企業者の方がえるぼし認定を取得しやすいことを、吾妻佑紀先生からお伝えしました。
さて第3回となる「Let’sトライえるぼし」では、「えるぼし認定申請に向けて」と題して、手続きの流れや申請にあたってのコツなどをレクチャー。特にえるぼし認定申請の前段階として必要な「一般事業主行動計画」の策定について、吾妻佑紀先生に時間をとってお話しいただきました。
開会挨拶
開会挨拶は、前回と同じくジェルこまち担当副会長の夕部さんに行っていただきました。
「えるぼし認定の取得に向けた最終ステップ。吾妻先生のご指導のもと、分かりやすく実践的なアドバイスをお届けします。皆様の企業が認定取得に向けてさらに前進できることを願っています。」とのお言葉をいただきました。
前回の振り返りと意見交換
今回は、師走での開催ということもあり、担当者が出席できず代理の方にご出席いただいた会員企業様も複数ありました。
そのため、前回までの振り返りを行った上で、改めて参加者の皆様に自己紹介と各社の状況等をお話しいただきました。
なお、個社状況に係る内容のため、アーカイブ動画ではこの部分をカットしております。ご了承下さい。
一般事業他紙行動計画の策定について
えるぼし認定を取得するためには、前提条件がいくつかあります。
その大きな一つが「一般事業主行動計画の策定・届け出」です。
「一般事業主行動計画って何?」と戸惑われる方も多いかと思いますが、実はこの行動計画、従業員が101名以上の企業様には策定・届け出が義務となっています。
従業員がそれ以下の企業様も、策定・届け出が「努力義務」となっており、知らなくても作らなくてもOKなものではないのです。
というわけで、まずは一般事業主行動計画の作り方からレクチャーしていただきました。
自社の現状把握を行い、課題を分析し、その解決を計画し、社内通知・外部公表・都道府県労働局への届け出を行う流れで進めます。
といっても、そこまで難しいものではありません。特に現状把握や分析はえるぼし認定取得とも大いにリンクする部分ですし、まずはやってみようということで、講義内で時間をとって、参加者の皆様にも考えていただきました。
一般事業主行動計画自体は、やろうと思ったら即日作れるものです。吾妻先生からは「今年中にでも作って届け出できます!」とのお話しもありました。この記事をご覧になった方も、アーカイブ動画を見ながらぜひチャレンジしてみて下さい。
(詳細についてはアーカイブ動画でご確認ください)
えるぼし認定申請の流れ
さて、次はえるぼし認定申請についてですが、この部分については簡単に触れていただく程度にとどまりました。
というのも、一般事業主行動計画の届け出を行い、女性の活躍に関する情報公表を行えば、それ自体がえるぼし申請のための下準備となるからです。
前回の講義でもお話しがありましたが、えるぼしの3つ星をとるのはけっこう大変なのですが、リフォーム業界の場合、1つ星・2つ星であれば、現状の社内状況でもそのまま申請できる企業が多いため、あとは申請のための書類整備がメインとなります。
ここさえ頑張れば、あとは「優秀な人材の採用」「公共入札の優遇」「融資要件の優遇」など、えるぼし取得のメリットを享受することができますので、皆様もぜひ、えるぼし認定の取得に向けて、前向きに進んでいただければ幸いです。
アーカイブ動画で復習ができます
「Let’sトライえるぼし」については、第1回~第3回の講義をアーカイブ動画で視聴できます。
吾妻先生が投影した資料もダウンロードできますので、ジェルコ会員企業の皆様はぜひ、下記URLよりご視聴下さい。
第1回 https://www.jerco.or.jp/reformseminar/21015038/
第2回 https://www.jerco.or.jp/reformseminar/21015512/
第3回 https://www.jerco.or.jp/reformseminar/21016181/
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