会員インタビュー会員インタビュー

Interview

2024/06/01 会員インタビュー

近畿支部

近畿支部会員インタビューNo.9 株式会社掃除郎 村井一博社長

近畿支部会員インタビューNo.9 株式会社掃除郎 村井一博社長

東大阪市にある「㈱掃除郎」さんに到着した取材陣一行(ジェルコメンバーです)。

真っ先に目に入ったのが、高さ4メートルはあろうかという木製建具。その巨大さに興味津々、ああだこうだと外で喋っていたら、われわれの声に気づいた村井社長が来られました。

「あ、村井社長こんにちは~!」

 

挨拶もそこそこに、イレギュラーな展開ではありますが、木製建具の向こう側にある倉庫を見学させていただくことに。

ひと目見て、道具や材料がとてもスッキリ片付けられていることに気づきます。さらには壁や天井まで、実に綺麗です。ここから長い立ち話が始まりました。

 

[聞き手] それにしても綺麗な倉庫ですね!

 

[村井] 実は昨年、この倉庫でボヤ騒ぎがあったんですよ。それで綺麗にせざるをえなかったんです。

 

のっけから衝撃的なお話が(汗)。しかしこのあとの村井社長のお話がさらに衝撃的でした。出火原因は、リフォーム業界なら誰でも知ってるけど、誰もが「本当にアレが?」と目を丸くするものでした。

 

[村井] 夜中に近所の人から僕の自宅に電話があって、「あんたの会社燃えてるよ」って(苦笑)。慌てて駆けつけたら、会社の前に消防車が5~6台来てました。びっくりして近づいたら、消防士さんが「関係ない人は近寄らないで!」って言うから、「いや僕、ここの社長です」って(笑)。

 

[聞き手] (笑)。ここは事務所と倉庫だけで、夜間は火の気はないはずですよね。火事の原因はなんだったんですか?

 

[村井] それが、自然塗料を拭き取ったウエス(布切れ)だったんです。

 

[聞き手] えええ!?

 

[村井] まさかと思うでしょ? 消防士さんと一緒に火災原因を探しましたが、本当に火の気がなくて、最後に「これしかない」となったのがウエスでした。完全に舐めてましたね。

 

[聞き手] 確かに自然塗料の缶には「自然発火に注意!」ってシールが貼ってありますよね。まさかそんなことがって思ってましたが、本当にあるんですね! ただただ驚きです。

 

[村井] 一番困ったのが、焼けた資材の処分です。事業所の火災ゴミには、世間は本当に冷たい。

まず産廃業者が引き取ってくれない。いつもと同じように持ち込んだら、「お前こんなの持ってくんな」みたいな対応なんです。

 

[聞き手] 火災にあったゴミは引き取ってくれないんですか??

 

[村井] ええ。なぜかというと火災ゴミは原型を留めていなくて、ダイオキシンやら何が出てるかわからないから、だそうです。

「じゃあどうしたらええんや」って聞くと、「それは自分で調べろ」と言われてほんと困り果てました。役所もね、一般家庭には優しいんですよ。罹災証明さえもらえたら、いろいろと助けてくれるんです。でも「事業所」って言った時点で「自分でやってください、でも法律にのっとってくださいね」って。

 

[聞き手] びっくりです。事業所って守られてないんですね。

 

[村井] それでもようやく引き取ってくれる産廃業者さんが見つかって。近畿で和歌山県にただ1軒だけでした。

でも普通の産廃って1立米あたり8千円とかで引き取ってくれるところを、「火災ゴミは1立米30万円から」と言われました。

 

[聞き手] 1立米30万円! 衝撃です‥。

 

[村井] それでもまだ安い方だと言われました。ダイオキシンなどが含まれてないかを調べるのに200万円はかかると言われましたから。

火事の後始末はほかにもあるし、なにより普段の仕事もやりながらだったので本当に大変でした。

 

[聞き手] 金銭面ではどうされたんですか?

 

[村井] 結局、保険で全部直せたので助かりました。

行政は冷たかったですが、警察とか消防の方々は、事務所のキャットタワーを見て「猫ちゃん、どこかに行っちゃったんですか!」ってうちの猫を探そうとしてくれたり、夜中まで汗だくになって対応してくださったりととても親切でした。うちの猫は夜連れ帰るので大丈夫でしたが、みなさんの思いやりが身に沁みました。

 

[聞き手] いきなり凄い話を聞かせていただきました。‥といったところで、そろそろ座ってインタビューしましょうか(笑)。

 

(一同、テーブルへ移動)

[聞き手] では改めて、掃除郎さんの事業内容について教えてください。

 

[村井] リフォームがメインです。それと新築を年間1棟やっています。リフォームは水回りや間取り変更が一番得意です。

 

[聞き手] 「㈱掃除郎」という社名が気になっているんですが、村井社長は建築畑ひとすじではなかったのでしょうか。

 

[村井] なぜ「掃除郎」という社名になったかは後ほどお話しするとして、「掃除郎」を始める前は中距離のトラックに乗っていました。「掃除郎」設立から24年、法人にして14期目です。

 

[聞き手] トラックの運転手さんから一念発起してリフォーム業界というのは、どんなきっかけだったのですか?

 

[村井] 「自分で何か事業をやりたい」とはずっと思っていまして、当時「アントレ」っていうフランチャイズの雑誌があって‥。そうそう、写真があったな(と言って奥から『アントレ』を持ってくる)。

(指さしながら)これ、私。

 

[聞き手] うわ、すごい。村井社長、超爽やか!(笑)

 

[村井] ここに載っているフランチャイズに加盟していました。賃貸物件の入居者の入れ替わり時に、クリーニングとコーティングで部屋を綺麗にする仕事です。

当時、建築業ってまだバブルの余波があったので、「今さらそんな細かい仕事をしても」ってみんなに言われましたが、本部から「賃貸物件を3つほど契約できたらお金は回る」って訊いてやり始めました。「お掃除ぐらいだったらできるかな」って。

[聞き手] 社名の由来がわかってきましたね!

 

[村井] はい(笑)。仕事は結構順調で、フランチャイズの中でも目立っていたので、「村井さん、取材受けてくれへん?」って言われて。本部は東京でしたが、大阪や西日本にもフランチャイズを広げていきたい時期だったので、成功事例として取り上げられました。

 

[聞き手] なるほど。クリーニングとコーティングの仕事がどうしてリフォームの方へ?

 

[村井] 関東の人は、壁や天井を塗ることに抵抗は全くありません。ですが関西には“塗りはごまかし仕事”という考えがあります。「塗ってごまかすくらいだったらきれいにクロスを張り替えてくれた方がええ」という風潮がありました。値段もそんなに変わらなかったから、「じゃあ張り替えましょうか」ということで、クロスを張り替えたあとはお掃除をするわけです。それがメインの仕事になると思ったので、わかりやすく社名を「掃除郎」にしようと決めました。

 

[聞き手] 掃除郎さんが生まれた瞬間ですね!

 

[村井] ええ(笑)。現場では掃除屋さんが最後になります。クロスさん、畳屋さん、水道屋さんと来てウチが最後。だからウチが仕事をしているときに不動産会社やオーナーの最終チェックが入る。すると「蛇口が水漏れしてる」とか「網戸が破れてる」っていうことがわかって、「掃除郎さんやってくれへん?」ってなる。そういうのを積み重ねて一つずつできるようになっていきました。

クロス修理はクロス屋さんに、CFも内装屋さんに‥ってやっているうちに「キッチン取り換えて」ってなって、当時は流通店とも付き合いがないから、現金で買ってきて取り替えたりしてました。

 

時代も良かった。大工さんが“人工化(にんくか)”し始めた頃なんです。「材料だけ取ってくれたら、日当でやるよ」って。材料は手配できるけど工事はどうやっていいか分からないので、大工さんに色々相談したり、教えてもらったりしました。そうしているうちにリフォームができるようになったんです。

 

掃除は奥さんと一緒にやるんですが、掃除ってキリがないんです。だから際限なく結構綺麗にしていたから、お客さんはとても喜んでくれました、私たちは凄く時間がかかっていましたが(笑)。

 

[聞き手] 確かに掃除は際限ないですよね。

 

[村井] ええ。でももう本当にピカピカにしましたよ。

 

[聞き手] それもあって、周囲の評価が高かったんですね。

 

[村井]  ええ。「あそこは凄いよ!」って言って貰えて、それで紹介もいただいていました。

[聞き手]  現場はいつも奥様とお二人でされていたんですか?

 

[村井] 奥さんは夜中に泣きながら掃除してました(笑)。それと並行して、大工さんに教えてもらいながら徐々にリフォームもしていって。

 

そうこうしているうちに、外注職人さんに工事をお願いしてもちゃんとお金が残ることに気付きました。2LDKや3LDKの内装工事だけでもお金が残るようになってきて、「ここ美味しいゾーンだね」って、それからリフォームを本格的にやり始めました。

 

リフォームは賃貸物件や賃貸オーナーさんのご自宅がメインです。オーナーさんがリフォームを相談する相手は不動産屋さんというパターンが多いので、不動産屋さんからのご紹介もいただくようになりました。

そのうち「一軒家もできるの?」って聞かれて一軒家もやるようになって、さらには新築も請け負うようになりました。

 

[聞き手] やったことないのにですか?

 

[村井] はい(笑)。大工さんに教えてもらいながらですが、まずはリフォームと新築の違いはありますので、何が必要かというところから始めました。

 

[聞き手]  リフォームと新築って、全然違いますよね。

 

[村井] ええ。先ずは設計士さんが必要だということで、当時の税理士さんに紹介してもらいました。今うちはその設計士さんと奥さんと3名でやっています。

 

[聞き手] 新築や大きなリフォームを請け負う時に、「掃除郎」という社名を変更しようと思われなかったのでしょうか?

 

[村井] もちろん思いましたよ。でも社名を変更するならちょうど10年経って、建設業の許可を取ってからしようと一旦そのままにしました。

それから10年が経って、すごく悩んだのですが、結局そのまま「掃除郎」で行くことにしました。その頃すでに皆さんから「掃除郎のソウちゃん」って親しみを込めて呼ばれていましたし、「このままいったらいいやん」っていう人が結構多かったのもありますね。「掃除郎」っていう社名はインパクトが強いとも言われますしね(笑)。

 

聞き手] なるほど~。ところでそんな掃除郎さんのロゴマークは何故「亀」なのでしょう?

 

 

[村井] 2、3年前かな‥夢に亀が出てきたんですよ。亀が僕を背中に乗せてくれる夢。それで周りから「それすぐロゴにした方がいい」って言われて。そこから形にするまで2年ほどかかりましたけど。

 

[聞き手] なんだかご利益がありそう(笑)。では、ここで掃除郎さんの強みを教えてください。

 

[村井] 今って3~4社の相見積もりが当たり前なんですよね。場合によったら5~6社も取るような方もいらっしゃる中で、自分たちが“このお客様は”って思った案件に関しては“負ける気がしない”です。そこが自信というか強みです。

 

[聞き手] 「このお客様は」とはどういったお客様でしょう?

 

[村井] 気心の合うお客様です。気の合うお客様のお仕事はしたいですから、そう思ったら逃しませんし、実際に契約が取れるんですよね。100%とまではいきませんが、ほぼ取れる自信はあります。そこは強みですね。

逆に、「このお客さんちょっと合わないかな」と思ったら、ちょっと高めの値段を出したりして(笑)。気の合うお客様とでないと良い仕事はできませんから。

 

お客様から「掃除郎さんの方が高かったけどお宅に決めたよ。」って言ってくださる時は嬉しいですね。お客様のお望みを汲み取って提案しているつもりなんですが、「気持ちが伝わったんだな」ってね。

仕事が少ないときなんかは、少額でも欲しいと思うことはありますが、フィーリングが合わない方は追いかけないです。そういう意味では嗅覚が発達していて‥そこも強みかもしれません(笑)。

 

聞き手] 嗅覚は大事ですよね。では、逆に弱みと思われるところがあれば教えてください。

 

[村井] 弱みは社内スタッフの平均年齢の高さですね。それに発信力が弱いのもあるかと思います。

 

[聞き手] 社長は今おいくつなんですか?

 

[村井] 私は55歳です。

 

[聞き手] 新しい方の募集はされていますか?

 

[村井] 今、奥さんと設計士さんとで3人のリズムが取れているとは思っていますが、本当は若い感性も欲しいところです。でも、継承は考えていないので一代で死ぬまでやるつもりです(笑)。

 

[聞き手] 死ぬまで(笑)。発信力が弱いとのことですが、集客はホームページからですか?

 

[村井] いえ、ホームページからは普段ほとんどないんです。だからたまにホームページからのお問合せがあると「えっ?なんで?」って思ったりします(笑)。あと、チラシもDMもやってません。

 

[聞き手] ということは反響のほとんどはOBさんや紹介ということですね。凄いですね。

 

[村井] ええ。びっくりですよね。皆さん一緒だと思うんですけど、仕事がなくなってきてからバタバタしても遅いじゃないですか。前もってやらないとダメなのは分かっているし、そのあたりは弱みだと思いますが、少人数でやっていることで逆に何とかやれてもいますね。

 

[聞き手] では10年後、掃除郎さんをどのような会社に育てたいですか?

 

[村井] 大きくすることも考えていませんし、今のペースで続けられていたらいいなって思っています。でも昔取ったなんとかで「掃除」に戻っていたりして‥。でもまぁ、その頃は体力的に無理だとは思います(笑)。

 

[聞き手] お掃除は無くなることのない仕事ですし、できるならそれもありかもしれませんね(笑)。ところで、社長の学生時代や子供の頃、どんなお子さんでしたか?

[村井] 子供の頃は「やればできる子だ」とは言われていましたね(笑)。「将来こうなりたい」みたいな夢というのはなかったです。色々と転職を繰り返して、その流れ、巡り合わせでこの業界に行き着いたっていう感じです。

 

[聞き手] では、行き着いたこの仕事は楽しいですか?

 

[村井] 創業当初はガムシャラでしたし、すごく楽しかったですよ!資本金の300万も借金しましたし、お金は無い、知識は無い、経験は無い‥ナイナイづくめで、とりあえず一生懸命やるしかなかったんですが、自分の中では「仕事ってロールプレイングゲームみたいなもんだ」と楽しんでいました。

 

[聞き手] その捉え方は楽しそうですね!

 

[村井] 足りないものを探して身につけるか、大工さんや設計士さんといった仲間を呼んでくる。ロープレの武器を探して手に入れるみたいな感じです。新しいにチャレンジしてきて今があって、それ自体が楽しい。そんな感じでした。でも40代半ばぐらいの時、本当にキツイ時期がありましたね。

 

[聞き手] 何があったんですか?

 

[村井] 新築をやり出してから、工期やスケジュールに追われる感じが常にあったのがキツかったです。それまでは仕事を追いかける側でしたので。やっぱり追われるより追いかけている方が楽しいじゃないですか。

 

[聞き手] 確かにそうですよね。では今、やりがいを感じておられることはなんですか?

 

[村井] それはやっぱり工事が終わって、お客さんが喜んでくださる瞬間ですね。皆さんそうだと思いますが。それが後々の新築のお客さんにも繋がっていますし。

 

[聞き手] そういったお客様は、会社のあるこの地域の方ばかりなんでしょうか?

 

[村井] 実はうちにはこの地域のお客様ってあまりいらっしゃらないんです。この地域はリフォーム激戦区なので、ここからちょっと距離をおいたところにお客様がいらっしゃる感じですね。

 

[聞き手] 話は変わりますがジェルコに入会したきっかけを教えてください。

 

[村井] 昨年(2023年)の11月に入会しました。14~15年前から入会のお誘いを受けていたんですが、その頃忙しかったのもあり、今回こそはと入会を決めました。

工事保険も今までのところは高かったんですが、ジェルコの工事保険は同じ内容で安いので、そちらに変更しました。

 

それと事業の柱をもう一つ作りたくて、V2Hと太陽光、蓄電池のシステムをやっていこうと思っています。FIT(フィード・イン・タリフ)制度を使った売電も徐々に終わっていきますし、これから必ず伸びてくる分野だと思います。

そのチラシを作って商工会議所の会報に同封してもらう予定です。ウチにとっては初めての試みですが、ジェルコで会った方にチラシ作成をお願いして進めています。ジェルコはそんな出会いができる場所でもあるので良いですね。

[聞き手] なるほど。ジェルコに入会して他にどんな影響を受けられましたか。

 

[村井] 色んな人と出会えるのがイイですね。ジェルコの例会も休まず行っていますよ。

 

[聞き手] 素晴らしいです。ちなみにジェルコ以外の会って参加されていますか?

 

[村井] 以前はLIXILのSW(スーパーウォール)会に入っていました。スーパーウォールの性能はいい。でも自分が家を建てたいって思ったら「先に土地」だなと。自分ならこういう土地に家を建てたい‥その上で性能が良ければ尚良しと思ったので、5年ぐらい前に「建売り」をやりました。

 

[聞き手] 建売り住宅ですか?

 

[聞き手] ええ。保育園を新築したいお客さんがいらっしゃって、そのための土地を探していました。そんな中、すごくいい土地が見つかったんですが保育園には不向きでした。でも私たちが気に入ったので、思いきって61坪を購入して、2区画の住宅用地を造りました。

スーパーウォールでZEHも取って相当良い住宅になりましたよ。それでたまたまポンポンと2軒とも売れたんですよ。

 

[聞き手] たまたま売れたから良かったですが、土地を仕入れるのは思い切りが必要でしょうね。

 

[村井] 土地を買って建てても、どうやって売っていいか分からないから、結局1年間寝かせました(笑)。周りからは「馬鹿な事したなあ。でもそれは仕方ないから損切りしろ」と言われました。「俺たちが売ったるから」と。

するとその土地を欲しいって人が現れて‥でも、土地は買えても家を建てる余裕は無かった。なので、お客様には条件付きで決済していただいて、それをオープンハウスにしました。

そうこうしているうちに、その周辺で物件を探しておられたお客様がたまたま自転車で通りがかって「お隣、空いてますか?」って。もう、「空いてる空いてる!」って感じでしたね(笑)。

 

[聞き手] お話を伺っていると、めちゃくちゃ運もいいですね。でも実直に行動されてて、その運を引き寄せる努力をされているからこそだと思います。

 

[村井] 今までも本当にヤバいっていう時がいっぱいありましたが、不思議と良いご縁があったりしますね。

 

(ここで猫の店長「ふじ子」ちゃんが登場)

 

[聞き手] ここの店長なんですね!うちも飼ってるんですが本当に癒されますね(笑)。店内のキャットウォークなどはふじ子店長の為だったんですね。幸せ猫ですね!

このインタビューには大変明るい村井社長の奥様も同席されました。奥様曰く、「考え方も違うしいつも喧嘩ばかり」とのこと。イケイケドンドンで即断即決の村井社長と、細かいところまで気になってお掃除し続けてしまう奥様。相反する性格のお二人ですが、「私達、バランスが取れてんねん。」と笑顔で語る奥様のお顔に、お二人の今までの道のりが見えたような気がしました。

 

お休みはお二人で西国巡りをされるなどとても仲良しなご夫婦。そんな奥様と、猫のふじ子店長、そしてお二人の存在が引き寄せた、イイお客様とのご縁を感じられて、終始和やかな対談となりました。