中古住宅を買ってリフォームする STEP10
Reform Process Step10
Reform Process Step10
最終のお引渡しの工事管理者によるチェックは厳しいものだったか? 設計と施工が同じ会社に存在するということは、「なあなあ」になってしまう危険性も含んでいる。工事のチェックは担当者や職人さん側でなく、施主側にたってプロの目で実行するのですから厳しくて当然。これこそが設計施工の真髄ともいえる段階だ。そんなところまで、と思うような細かいところを指摘された担当者や職人さんは、手直しをどのように、いつまでにしますとの工程が組まれるはず。手直しが終了して、本当のお引渡しになる。設備の取り扱い説明や、何かしらの不具合などが出たときの連絡方法などについてもこの段階で説明を受けよう。一番大事なご近所へのご挨拶はもちろんすませよう。
リフォーム会社と施主とのお付き合いは、お引渡しが済んでからが本番。なぜならば住まいのお医者さん、ホームドクターであるリフォーム会社は、これからはいつもお客さまの要望にこたえてくれる存在であり続けたいはず。ちょっとしたメンテナンスや質問にも気持ちよく対応してくれるお抱えのホームドクターを持っていると思おう。住まいは生き物です。そして天変地異もあるかもしれない。そんな時に駆けつけてくれるリフォーム会社であるべきだ。