中古住宅を買ってリフォームする STEP10

Reform Process Step10

STEP10

完成・引き渡し

<完了時ポイント>

  • 社内検査(工事中、完成時)・・気になるところは説明を受け納得してから引き渡してもらう。
  • 完了お引渡し書や設備機器などの取扱説明書。
  • 近隣へ終了のお礼のご挨拶には必ず工事担当者と同行してすること

最終のお引渡しの工事管理者によるチェックは厳しいものだったか? 設計と施工が同じ会社に存在するということは、「なあなあ」になってしまう危険性も含んでいる。工事のチェックは担当者や職人さん側でなく、施主側にたってプロの目で実行するのですから厳しくて当然。これこそが設計施工の真髄ともいえる段階だ。そんなところまで、と思うような細かいところを指摘された担当者や職人さんは、手直しをどのように、いつまでにしますとの工程が組まれるはず。手直しが終了して、本当のお引渡しになる。設備の取り扱い説明や、何かしらの不具合などが出たときの連絡方法などについてもこの段階で説明を受けよう。一番大事なご近所へのご挨拶はもちろんすませよう。

<引渡しが済んでこれからが大切>

  • 非常時体制(電気、設備、雨漏れ他)・・・電話番号(会社、担当者、各工会社・・)24時間サービスなど
  • 社長の携帯電話、担当者の携帯電話緊急時の設備電気連絡場所
  • アフターメンテナンス体制

リフォーム会社と施主とのお付き合いは、お引渡しが済んでからが本番。なぜならば住まいのお医者さん、ホームドクターであるリフォーム会社は、これからはいつもお客さまの要望にこたえてくれる存在であり続けたいはず。ちょっとしたメンテナンスや質問にも気持ちよく対応してくれるお抱えのホームドクターを持っていると思おう。住まいは生き物です。そして天変地異もあるかもしれない。そんな時に駆けつけてくれるリフォーム会社であるべきだ。